@article{oai:uedawjc.repo.nii.ac.jp:00001694, author = {山本,  一生}, journal = {紀要}, month = {Jan}, note = {application, 本稿では日本占領下の北京において、自由学園北京生活学校を対象に生活指導における保育者の役割を考察することを目的とする。同校は羽仁もと子(1873-1957)によって1938年5月に北京で設立された。そこで本稿では華北交通写真コレクションを用い、同校の生活指導に関わる教育実践について、日本語教育と幼児生活団での保育実践を明らかにする。考察の結果、以下の知見を得た。第一に、日本語指導法については、母語ではない日本語を中国人学生に指導する直接式教授法であった。第二に、北京生活学校幼児生活団での教育実践では、指導者が直接集団指導を行う場面と、指導者は見守ることに徹し、できるだけ子ども達自身で活動できるようにしていた場面とがあった。東京目白の自由学園において幼児生活団での暮らしを子ども達自身の手で行うことが目指されたが、この理念を北京生活学校幼児生活団での幼児教育において実践していたことを示すと考えられる。}, pages = {51--60}, title = {生活指導における保育者の役割 : 自由学園北京生活学校を事例に}, volume = {40}, year = {2017} }