@article{oai:uedawjc.repo.nii.ac.jp:00001982, author = {高田, 正哉}, journal = {紀要}, month = {Jan}, note = {application, 本研究は、近年主にアメリカ合州国にて推進されている「参加型アクションリサーチ」がなぜ求められているのかを、その背景となる理念を考察することから探究するものである。「参加型アクションリサーチ」は、質的調査の方法論のひとつである。質的調査は、その発端からどのように客観性を担保しうるか検討されてきた。近年のポストモダン的転回を経て質的調査は、客観性を追求する科学から、調査対象と協働する学問として再定義されつつある。その意味は、そのフィールドにいる他者に応答することにあるのである。このような応答こそ、質的調査の根本的な存在事由であることを、結論にて示した。}, pages = {21--30}, title = {参加型アクションリサーチは、なぜ求められるのか : 質的調査の道徳的基準をめぐって}, volume = {44}, year = {2021} }