@article{oai:uedawjc.repo.nii.ac.jp:00000557, author = {市東, 賢二}, journal = {紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 保育における直接援助技術は、個別援助技術としてのケースワークと集団援助技術としてのグループワークに大別して捉えることができる。保育を学ぶものにとって、保育とケースワーク及びグループワークを、結びつけて概念化させることに馴染まないかもしれない。しかし、人間は一人であると同時に周りの人間と共に生きている。こうした存在論的事実をオランダの哲学者クワント,R. C.は社会的事実性(social facticity)として概念化した。このことは、ある人は必ずいずれかの文化や社会に所属し、影響を受けている。当然特定の誰かが存在しない文化や社会そのものなどありえない。こうした方法論的吟味から援助技術としてのグループワークを捉え返し、テクニックとしてのグループワークから人間の社会的生を支える方法論の一部としてのグループワークを再認識する必要がある。}, pages = {11--20}, title = {対人援助論からの保育試論(2) : グループワークとしての保育に関する一考察}, volume = {29}, year = {2006} }